| 会長挨拶 和歌山県言語聴覚士会は医療、教育、福祉、介護等の分野で、言語障害・聴覚障害のある方へ、障害を受けた機能と障害によっておこるコミュニケーション障害の評価や訓練を行なう県下「言語聴覚士」(Speech Therapist:ST)の有資格者団体です。 平成9年12月国会での「言語聴覚療法」制定を受け、平成11年第1回国家試験がありました。全国組織「日本言語聴覚士協会」は平成12年1月に設立、和歌山県言語聴覚士会は近畿地方で初めて、平成12年5月に正・準会員43名、学生会員3名、賛助会員1名で設立しました。平成14年の診療報酬改定で施設基準T、Uが設定され、平成16年度は言語聴覚療法室開設が3施設、会員総数66名、学生会員2名、賛助会員4名、団体賛助会員1つの会となりました。何人になっても全会員の顔の見える会を目指し、お互いの連絡を密にしたいと思っております。 リハビリテーション先進国アメリカで10万人あたり32.2人のST数に対し、日本は4.3人、日本国内に600万人おられるという言語障害を有する方々の数を思えば、まだまだ充足しているとはいえません。リハビリテーションに関わる職種として、理学療法(Physical Therapy)、作業療法(Occupational Therapy)は先輩格で、リハビリテーションを提供している施設ではまず設置が検討されます。一方、言語聴覚療法(Speech Therapy)の知名度はまだ大変低いものです。 言語障害は、ただそれだけで社会的立場や家族関係に大きな影響をもたらす点で、障害を持つ方にとって身体機能の障害に勝るとも劣らないハンディキャップです。今後も言語聴覚療法を必要とされている方々へより良い治療とサービスを提供できるよう、会員一同、尚一層研鑽を重ねていきたいと思います。どうぞ宜しくお願い致します。 |
| 和歌山県言語聴覚士会 会長 板倉登志子 |